大森先生に教わった、お茶のあれこれ
  • TOP
  • 1時間目
  • 2時間目
  • 3時間目
  • 4時間目
  • 5時間目

教えて!お茶博士 2時間目:お茶の成分

お茶のおいしさを決める成分は?
お茶の味に関する成分は、カテキン・カフェイン・アミノ酸です。 「お茶の味」に関する成分: 1.カテキン…約13〜15%(渋み成分) 2.カフェイン…約2〜4%(苦み成分) 3.アミノ酸…約2〜4%(甘さ成分)

日本茶のおいしさは「甘・渋・苦」(かん・じゅう・く)という言い方で表しますが、急須でいれるお茶は、お湯の温度を変えると成分も変わって味も変わるんです。

これらの「味に関する成分」を量の多い順に整理すると、左のようになります。

温度が低いと、アミノ酸により甘いお茶になります。水出しだとなおさらですね。
ぬるめのお湯だと、カテキンが溶け出して、渋みが出てきます。
それを熱湯にすると、今度はカフェイン苦いお茶になるんです。

ほかには、どんな成分が含まれているんですか?
お茶には栄養成分がいっぱい。まさに、天然の健康飲料です。 栄養成分いっぱい!!

カテキン、カフェイン、アミノ酸のほかに、茶葉に含まれる成分の中で量が一番多いのは、食物繊維。それと、でんぷんタンパク質ですね。ビタミンA・C・Eというのも多いです。これらが茶葉を構成している主な栄養成分ですね。ほかにも、クロロフィルβ-カロテンなど栄養成分がいっぱいまさに、天然の健康飲料です

飲むだけで健康になれそうですね?
ところが、急須のお茶は栄養成分の約7割も捨てているんです。 写真:茶葉

急須でいれたお茶では、茶葉の栄養成分の約3割しか利用していません。残りの約7割は茶殻として捨てているんですね。
具体的には、カテキン、カフェイン、アミノ酸、ビタミンCといった成分は水溶性なんですが、すべてが溶けるわけではないので、茶殻に成分が残ります。
また、食物繊維やビタミンA、ビタミンE、クロロフィルなどは水に溶けませんから、そのまま茶殻に残っています。でんぷん、タンパク質、β-カロテンなども残ったまま。茶殻は食材として使うこともできますから、捨てないでまるごと有効に活用しないともったいないですよね。

それは、ビックリ!! せっかくの栄養成分、茶殻で捨てていたなんて…。でも、ちゃんと摂れれば、どんな効果があるんだろう? もっと教えて!お茶博士 3時間目へ

ページトップ