イヌワシの翼形状をファンの後端部に採用することで、風をつかんでコントロールすることが可能になり、排出される渦が小さくなって、次の羽根への衝突を最小限に抑えることを実現しました。
また、アホウドリの翼を応用することで、羽根の円周部にできる渦を小さくすることに成功。送風効率のアップを実現しました。

アマツバメの翼形状（厚み）を応用することで、静圧（空気を吸い込む力）が向上。例えば、室外機のまわりに雪が積もって空気が取り込みにくいような場合でも、その抵抗に打ち勝って風を安定して吸い込めるようになりました。

シャープのエアコンは空気力学（エアロダイナミックス）に基づいた送風システムを採用し、より遠くまで風が届くようにしています。そのエアロダイナミックフォルムに加え、ファンにトンボの羽根の断面形状を応用することで、送風効率がアップ。少ない電力で柔らかな風をより遠くまで届けることができ、快適性と省エネを両立しています。