インターネットの「高速接続」と「常時接続」を可能にするツールには大きく分けてブロードバンド(固定通信系)と移動体通信系の2種類があります。 |
既存のアナログ電話回線(銅線)を使った高速データ通信技術。そのため面倒な工事が不要で、料金的にも比較的安価なサービスが多いことからブロードバンドをすぐに使いたい手軽さ重視の方向き。インターネットに接続したまま電話をかけることも可能です。標準的な通信速度は上り512Kbps程度、下り1.5Mbps程度※。対応プロバイダも多数あるので比較検討して選ぶことができます。ADSLを利用する代表的なサービスには「フレッツ・ADSL」があります。 | |||||||
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※上りと下り 上りは「利用者のパソコンから電話局」へ向かう流れ(アップロード)。逆に下りは「電話局から利用者のパソコン」へ向かう流れ(ダウンロード)。ホームページをアップロードする場合などは前者が、ホームページを閲覧したり、ファイルをダウンロードする場合には後者の通信速度が作業性に影響する。 |
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ケーブルテレビ用の回線を利用したインターネット接続サービス。現在、最も利用者が多いブロードバンド回線で全国に約220局(2001年5月時点)ある。インターネットだけでなく多チャンネルのテレビ放送が楽しめる点も魅力。通信速度は下りで512Kbps程度のサービスが多いですが、各CATV局によってかなりバラつきがあるので、使用にあたってはお住まいの地域のCATV局に確認した方がよいでしょう。 |
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※ADSLの急速な普及が目立つ現在、CATV全体で回線速度の引き上げや料金の値下げに踏み切る動きが見られます。 | |||||||
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Fiber to the Home の略。通信回線専用に光ファイバーを各家庭にまで引き込んで行う通信サービス。光ファイバーを利用するため、銅線を使う他の回線と比較して通信速度は10〜100Mbpsと断トツの高速通信が可能ですが、インフラ整備のコストの問題等から現在はまだサービス対象地域に限りがあります。また回線を引き込む工事は本格的で、集合住宅への導入は事前にオーナーや他住民の承諾が必要。 | |||||
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無線を使って超高速のデータ伝送を可能にするインターネット接続サービス。NTT回線を使わないため、比較的低価格でサービスが利用できる(NTTへの支払い不要)。サービスの現状は、電力会社敷設の光ファイバー網を利用し無線LANで住宅と接続する形式などが一部地域で最近スタートしたばかり。無線で飛ばすため、サービス対象地域は電波障害が発生する恐れのあるビル街や高層建造物を避けた郊外などが中心となる。 | |||||
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※「高速接続」ではありません。 |
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定額料金(Flat)で柔軟(Flexible)にインターネットを楽しんでもらう(Friendly)環境を提供することをコンセプトとしたNTT提供のインターネット接続サービス。定額料金でインターネットの常時接続が可能。通信速度は上り・下りともに64Kbps。既存の電話回線を使うのでケーブル引き込み等の工事は不要。既にISDNサービスを利用している方は付加サービスを継続したままで常時接続が手軽に受けられ、手持ちのISDN関連機器も無駄にならず便利。 | |||||
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基本の通信速度は上り・下りともに64Kbps。接続には端末以外に「 P-in Com@ct」などの便利なPCカードタイプもあります。 | |||||
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ケーブルを使わずに有線LAN環境と同様の快適さで通信を行えるネットワーク環境が無線LANです(LANとはLocal Area Networkの略)。専門的に言うとIEEE802.11b規格に準拠した無線ネットワーク技術。通信速度は2〜11Mbps。100m以内にある機器との通信が可能。場所に限定されることなくどこからでも自由にネットワークにアクセスできるのが利点です。オフィスだけでなく、家庭への導入も容易になりつつあります。 | ||
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