第1回
PC-MM1はこうして誕生した。そのコンセプトと開発秘話
第2回
PC-MM1の機能を現実化したテクノロジー
第3回
現実された機能美。そして、PC-MM1の今後の展開
第4回 変わるモバイルPC環境とこれからのMURAMASA(1)
第5回
変わるモバイルPC環境とこれからのMURAMASA(2)
PC-MM1は、ビジネスシーンやプライベートシーンを変える、そんな商品に仕上がったと思います。
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パソコン市場が厳しい中、モバイルPCは堅調に推移しているようですが・・・。
川森
パソコン全体のマーケットが落ちている中でモバイルの分野が伸びてきているのは、大きくは通信インフラ、つまりモバイルをして情報交換をする環境が整ってきているということが一番のエネルギーなんですよね。PHS通信カードを使った定額料金のネットワークサービスなどもあって、非常にリーズナブルで使いやすい状況にはなってきていると思います。またホットスポットなどの普及もあり、モバイルでのブロードバンドへの移行に対する期待感もあるでしょう。
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そんな中で、この先モバイルPCというのはどのような方向に向かうとお考えですか?
川森
毎日考えているんですけどね。今日はこうだと思えば、明日はああだと思ってしまう。モバイルPCというものが、これからどうなっていくかというのは色々考えていかなくてはならないんですが、一番考えなければならないのは、人の生活スタイルがどのように変化しているのかということです。その変化というのはずっと同じ方向へ行くわけではなく、いろんな方向へグラグラするんですけれども、それを見てトレンドを読まなければならない。
モバイルというのは人を動かすか、人が動いてそれにくっついて何かの環境をどこにいても実現するということなんですけれども、特にモバイルPCなどの情報関連の商品というのは、人々の中でどのような使い方をされていて、それに対する期待感がどんな風に変化していっているか、あるいはインフラや提供されるコンテンツにどのように人々が反応しているかをじっと見ていかなければいけないと思っています。
その一方で薄型とか軽量とか商品が技術的にどう変化していくかということも考えていく。その出合い頭、例えばこのくらいのタイミングでこの技術が使えるんだけれども、その時にはユーザーニーズはこのへんにある。みたいな感じで商品を出していくわけです。それがうまくいけばヒットするんですが、ちょっとずれたりするとヒットしないとか、失敗することになる(笑)。
毎回ヒットが打てるわけではないのですが、今回のこのPC-MM1という商品は、私たちが久しぶりに出合い頭に出せる商品ではないかと思っています。商品が出てみないと反応はわかりませんが・・・(笑)。
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