SHARP 洗浄システム

FAQ(よくあるご質問)

洗浄液(pH、引火性液体の使用禁止、非引火性液体による間接洗浄)

どんな洗浄液が使えますか。
弊社の卓上型超音波洗浄機で使用可能な洗浄液は下記の通りです。
  • (1)水(5~60℃)
  • (2)不燃性有機溶剤。ただし、間接洗浄に限ります。
  • (3)弱アルカリ性洗浄液(pH12 未満)。
    ただし、金属腐食性の洗浄液(次亜塩素酸ナトリウムを含む洗浄液など)は洗浄槽を傷め、火災・感電の原因となるので使用できません。
  • (4)中性洗浄液
  • (5)弱酸性洗浄液(pH3 を超えるもの)。ただし、間接洗浄に限ります。

※超音波ピペット洗浄機UT-55(TypeS)は使用可能な洗浄液の種類が異なりますので、UT-55(TypeS)の仕様ページをご参照ください。
洗浄液に有機溶剤は使えますか。
  • ・弊社の卓上型超音波洗浄機は防爆構造ではないため、 引火性・爆発性洗浄液(シンナー、アルコール、アセトン、代替フロンHCFC-141b、灯油 等)は、直接洗浄・間接洗浄を問わず、使用できません。これらの洗浄液を使用すると、火災・感電の原因となります。
  • ・アルコール類や炭化水素系溶剤などの可燃性の洗浄液を用いた超音波洗浄を希望される場合は、別途お問合せください。
洗浄に適した温度は何度ですか。
  • ・標準的な洗浄液の温度は40℃前後ですが、汚れ、洗浄物、洗浄液に応じて、洗浄温度を検討する必要があります。洗浄液を温める主な目的は、油などの汚れを洗浄液に溶けやすくしたり、洗浄液に含まれる酵素などの成分の働きを高めるためです。
  • ・61℃以上の液温で卓上型超音波洗浄機を動作させると、振動子が劣化して故障の原因となります。
  • ・61℃以上の洗浄液を用いた超音波洗浄を希望される場合は、別途お問合せください。