AQUOS QD-OLED AQUOS XLED

ドリカム中村正人がシャープ新型AQUOS「GS1ライン」「GP1ライン」を体験!

昨年開催されたDREAMS COME TRUEによる4年に一度のグレイテストヒッツライブ「史上最強の移動遊園地 DREAMS COME TRUE WONDERLAND 2023」。このライブの名場面を、家電好きであるという中村正人さんに鮮烈な映像美と立体的な音響を実現した「AQUOS QD-OLED」GS1ライン、「AQUOS XLED」GP1ラインの大画面を通して振り返ってもらいました。

PROFILE

DREAMS COME TRUE(ドリームズカムトゥルー)

ベーシストでコンポーザー、アレンジャーの中村正人と、ボーカリストでコンポーザー、パフォーマーの吉田美和からなるバンド。時代に合わせて楽曲をクリエイトし、吉田が生み出す歌詞は世代を超えて多くの人に愛されている。2024年1月にはライブBlu-ray / DVD「史上最強の移動遊園地 DREAMS COME TRUE WONDERLAND 2023」をリリース。最新シングルは映画「カミノフデ ~怪獣たちのいる島~」の主題歌として書き下ろされた、2024年3月配信の「Kaiju」

中村正人

我々がこだわった
音がきちんと
再現されている

──4K有機ELテレビ「AQUOS QD-OLED」GS1ラインとmini LEDテレビ「AQUOS XLED」GP1ラインの2機種で「史上最強の移動遊園地 DREAMS COME TRUE WONDERLAND 2023」のライブ映像をご視聴いただきました。まず率直な印象はいかがですか?

「すごい」のひと言ですね。SHARPの方々に解説をしていただいて「すごい」と実感できたことはたくさんあるのですが、その前になんの説明もなくテレビを前にしたときの印象がとても鮮烈でした。僕はオーディオビジュアルが大好きで、テレビに関して言えば、液晶にも有機ELにもそれぞれの弱点があるということはわかっていて、正直ここ何年かはあきらめモードではあったんですよ。家電量販店に行って新しいモデルを見ても、なんとなくチェックはするけれど欲しいところまではいかないというか。けれど、この2機種は劇的な進化を遂げていますね。テレビの持つ常識の基準を上げたと言ってもいいのではないでしょうか。

──それは音質も含めてですか?

もちろんそうです。音も100点です。ロー(低音)も定位もしっかり出ています。大画面のテレビは、そこが一番難しいって言いますよね。だから普段はつい音を大きくしてしまうのですが、この2機種は普通に視聴する範囲の音量でもしっかりした音質のよさが保証されている。これはすごいことですよ。

「史上最強の移動遊園地 DREAMS COME TRUE
WONDERLAND 2023」の様子。

「史上最強の移動遊園地 DREAMS COME TRUE
WONDERLAND 2023」の様子。

──僕も音質のよさには驚きました。

音源制作をこれまで長い間、全力を傾けてやってきた身として最近思うのは、音楽を聴く環境の変化です。サブスクが主流になったこともあって、小さなスピーカーやPC、スマホ、あるいはBluetoothのヘッドフォン、イヤフォンで音楽を聴くということが今はほとんどだと思います。でも音源を作っている立場から言わせていただくと、細部までこだわった音を再現できる再生装置がどんどん減っているんです。もちろんそうやって手軽にいつでもどこでも世界中の音楽にアクセスできて楽しめるという便利さは大歓迎なんですが、一方で我々が目指した音像・音場というものが再現されにくい。そこは強いジレンマとしてあって、特に大画面のテレビの場合は、一番聴いてほしいボーカルの定位がどこにあるかわからないというふうに、どうしても音像がぼやけてしまうんです。僕らは音源をステレオで仕上げて、そのあとに5.1chでシミュレーションするんですが、本当に細かくこだわって音を配置するんです。ただ、これまではどうしても、そのこだわりの再現が難しかった。でもこの2機種を視聴して驚かされました。なんのストレスも落胆もなく、我々が作った「こうであるべき」という音像・音場がきちんと再現されていました。

──視聴されているときにテレビの「音声調整」メニューでロー(低音)を足して、サラウンドをスタジアムモードにアレンジされましたね。

今までの音質やサラウンドの設定ってどうしても……なんて言うのかな、どこかおもちゃっぽい印象が拭えなかったんですよ。オーバーになってしまうというのかな。でもこの2機種はローを足してもタイトなままローが増えているので、全然ぼやけない。スピーカーの角度や搭載数とそのバランス、さらにはパンチングネットの音の抜け感など相当綿密に設計されているということがわかりますよ。

SHARP「AQUOS」のハイトスピーカーを確認する中村正人。

「史上最強の移動遊園地 DREAMS COME TRUE WONDERLAND 2023」の様子。

1カット1カット
すべてを
吉田美和が監修

──「AQUOS QD-OLED」GS1ライン、「AQUOS XLED」GP1ラインの店頭プロモーションでは、「ドリカムワンダーランド2023」から「大阪LOVER」と「決戦は金曜日 - DOSCO prime Version -」の2曲のライブ映像が流れます(※店舗や期間により上映されていない場合あり)。まずは、「大阪LOVER」の見どころを教えてください。

この曲は大阪出身・在住の男性を好きになった大阪出身・在住ではない女性の話なんです。ストーリーがわかりやすくあるので、そこを楽しんでいただけるのではないかと思います。そして今回の「ドリカムワンダーランド2023」では、メインステージの壁面から花道の床面まですべてをLEDビジョンで覆いました。これまでにはない試みでしたが、LEDビジョンに東京タワーや通天閣のアニメーションが映し出され、その世界観の中で吉田美和を中心とした大規模なパフォーマー集団がコレオグラフ(振付)を披露します。LEDビジョンを背景にした映像というのは、これまでのテレビだとどうしても滲んでしまっていたんですが、この2機種ではくっきりとした映像で楽しんでいただけます。そこはこのテレビの実力が大いに発揮されるところですし、我々の演出としてもLEDビジョンとともに楽しんでいただきたいシーンですね。

──「決戦は金曜日 - DOSCO prime Version -」についてはいかがですか?

「史上最強の移動遊園地 DREAMS COME TRUE
WONDERLAND 2023」の様子。

タイトルの通り、新しいバージョンのアレンジでやっていて。吉田美和のコレオグラフのテーマとしてあるのは「ネオ盆踊り」なんです。今回の「ワンダーランド」はセンターステージの外周部分がターンテーブルのようにぐるぐる回る仕様になっていて、盆踊りとヒップホップが融合したショーを会場の皆さんと繰り広げてひとつになりたいという思いがありました。今回の「ドリカムワンダーランド2023」の中でもクライマックスと呼べるシーンになっているので、ぜひ映像作品で体験していただきたいですね。

SHARP「AQUOS」の薄さに驚く中村正人。

“オーディオ
ビジュアルオタク”
の感覚が戻ってきた

──先ほどオーディオビジュアルが好きだと話されていましたけど、それにしても……詳しいですよね(笑)。 詳しかったんです。あくまで過去形(笑)。今でももちろんずっと好きなんですよ。でもある日突然“オーディオビジュアルオタク”ではなくなったんです。小学生の頃は毎週日曜日になると秋葉原に行って、ステレオのカタログを集めてはそれを見て、最新のスペックに心躍らせていた少年でした。アンプのワット数と音の出力がどうのこうのとか、プリアンプだったらこれだなとか。それが高じてだんだん“家電好きアーティスト”として認知されるようになっていったんですけど(笑)、スマホの登場でサブスクが浸透したことによって音楽の聴き方が変化して、そこでガラッと変わりましたよね、世間の意識というのが。それまでは、いかに自分の好みに合わせたスペックのものをそろえて、環境を整えたうえで音楽を楽しむかを考えればよかったのですが、それが均一的になってしまったというか。なんとなくそこでオタクとしての役目が終わったように感じたんですよ。だから今回ひさしぶりにSHARPの方々に最新の「AQUOS」2機種のスペックの細かいところまで説明していただいて、すごくうれしかったです。昔の感覚が戻ってきましたね(笑)。

──こうして家庭用の機材が進化することは、音源や、それに伴う映像作品の制作者としての意識に変化をもたらしますか?

もちろんハードやサウンドシステムの進化に合わせていくというか、意識することは絶対に必要なんですが、かと言って正解はないんですよ。どんなアウトプットでも、たとえそれがこちら側(制作者)の意図した通りに100%出なかったとしても、本当に大切な部分……それが“音楽の魂”と呼ばれるものだと思うんですけど、そこが伝わるような物作りをすればいいんだってむしろ割り切れてきましたね。今回のこの2機種は、そこが最もいい形で伝わるものだったので、制作者にとっては本当にうれしいですね。音楽に限らず古い映画とかスポーツとかでも、このテレビで観たらどんな体験になるんだろうと楽しみが広がります。

インタビュー動画


【ドリカム中村正人さん】
2024年夏モデル「AQUOS Gシリーズ」を体験!
スペシャルインタビュー