■電話回線を ISDN から ADSLに変更したときの接続事例


パソコンでインターネットやEメールを利用されるため、電話回線の種類を変更されたときは、下記の要領で電話機コードをつなぎ替えたり回線種別を変更します。

これまでにつないでいる線をすべて外してから始めると間違いやすくなります。
できるだけ少しずつ外したり接続したりしてつなぎ替えることをおすすめします。

■ADSLに変更した場合
サービス会社や接続条件によっては、次のようになります。

電話にノイズが入ったりすること等があります。その場合は、各ADSLサービス会社にご相談ください。
電話番号を通知するように選択されていても、携帯電話・PHSに発信した場合は、「非通知」になります。
発信時、局番の先頭に「0000」「0120」「0570」「0990」等をつけた場合、また「110」「119」「177」「117」「186」「184」「122」等の番号にかけたとき、かからない(つながらない)などといった現象が発生することがあります。このときは、NTTと契約されている回線種別と機器の回線設定が合っているかどうかを確認いただき、合っていないときは手動で設定し直してください。

[ 回線種別を設定するには ]
ADSLには加入電話と共有するタイプ(タイプ1)と共有しないタイプ(タイプ2)があります。
  タイプ2のときは、同じ電話線に電話機をつなぐことはできません。
ADSLモデムには、電話機コードの差込み口の他にLANケーブルの差込口もついています。
電話機コードを誤って差し込まないよう注意してください。
詳しくはADSLモデムに付属している説明書をご覧ください。

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1 電話線コンセントから、ISDNのターミナルアダプター(TA)またはDSU(デジタル・サービス・ユニット)につながっているコードを外します。 画像2
2 電話線コンセントに、ADSLのスプリッタを接続します。 画像3
3 ISDNのターミナルアダプター(TA)のアナログポートに接続していた電話機の電話機コードをスプリッタの「PHONE端子」(ADSL各サービス会社またはスプリッタのメーカーにより名称の異なることがあります)につなぎ替えます。 画像4
4 スプリッタの「MODEM端子」(ADSL各サービス会社またはスプリッタのメーカーにより名称の異なることがあります)には、ADSLモデムを接続します。パソコンとの接続のしかたは、ADSLモデムに付属の説明書をご覧ください。 画像5
5 電話機の回線種別は、ご契約の回線種別に設定してください。特に、以前一般回線で20pps または 10ppsで契約されていて、ISDNに変更されたあとADSLに変更された場合、プッシュホン回線(PB)から 20pps または 10ppsに変更する(戻す)のを忘れないようにしてください。
(確実に変更するために、手動で設定されることをおすすめします。)
(ADSL変更後の回線契約が「プッシュホン回線」の場合は、変更の必要はありません。)