■ファクシミリの接続事例 (5) (ISDN篇)

インターネットやパソコン通信にNTTのISDN回線(INSネット64)を利用する場合は、ISDNターミナルアダプター(TA)を用いることで、ファクシミリとパソコンの両方を接続することができます。
(ISDNでは、回線を伝わる信号がデジタル信号であるため、電話やファクシミリを接続する場合には、デジタル信号をアナログ信号に変換する機器が必要になります。)

ISDN回線を利用するには、NTTへの申し込みが必要です。
ISDNターミナルアダプター(TA)の「アナログポート」(TAメーカーにより名称の異なることがあります)にファクシミリ(親機)を接続します。
ターミナルアダプターとISDN回線間の接続には、デジタルサービスユニット(DSU)が必要です。あらかじめご用意ください。
なお、ターミナルアダプターによっては、DSUが内蔵されている機種もあります。詳しくはターミナルアダプターの説明書をご覧ください。
ファクシミリの回線種別は、「プッシュ回線(PB)」に設定してください。
ナンバー・ディスプレイを利用するときは、ナンバー・ディスプレイ対応のターミナルアダプターを使用してください。対応状況は、お使いのTAメーカーにお問い合わせください。
ナンバー・ディスプレイに対応していないターミナルアダプターをお使いのときは、ナンバー・ディスプレイの利用設定を「使用しない」に設定してください。
「Lモード」をご利用になるときは、「Lモード」に対応したターミナルアダプター(TA)をご利用ください。
ISDNをご利用のときは、ターミナルアダプターによって電話の音量が大きくなりすぎる場合があります。

 

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