DVDディスクの規格について

  • DVDディスク(メディア)は大別すると、以下の3種類があり、
    1. 再生(読み出し)専用型
    2. 一度だけ書き込める「追記型」
    3. 書き込み・消去が可能な「書き換え型」
    更に「追記型」、「書き換え型」それぞれに、用途や機能の違いにより複数の規格があります。
  • DVDディスクの規格は、次の通りになります。

型 式 規格名 呼び方 使用
可否
書換
可否
書き込み
可能回数
容 量 特  徴
書き換え型 ※1
「リライタブル」
Rewritable
DVD-RW ディーブイディー・マイナス・アールダブリュー 約1000回 4.7GB(片面)
9.4GB(両面)
汎用性が高く、書き換え可能で経済的。書き込みにやや時間がかかる。
DVD+RW ディーブイディー・プラス・アールダブリュー 約1000回 4.7GB DVD-RWより書き込み速度がやや早いが、対応する書き込み型ドライブが、現在少ない。
DVD-RAM ディーブイディー・ラム 約10万回 4.7GB(片面)
9.4GB(両面)
容量が大きいが、専用ドライブでないと、書き込み・読み出しができない。
パソコン用記憶装置として、ハードディスクと同様(ランダムアクセス可能)な使い方が可能。
追記型 ※2
「ライトワンス」
Write-Once
DVD-R ディーブイディー・マイナス・アール × 1回 4.7GB ほとんどのDVD機器で再生でき、互換性が高い。
1回だけ記録(書き込み)可能。
DVD+R ディーブイディー・プラス・アール × 1回 4.7GB 初期のDVDプレーヤーでは再生不可のものもある。
1回だけ記録(書き込み)可能。
再生(読み出し)
専用型
Read Only
DVD-VIDEO ディーブイディー・ビデオ × × 4.7GB(片面)
8.5GB(二層)
9.4GB(両面)
映画・音楽ビデオなどのコンテンツ配布、販売に用いられる。
DVD-Audio ディーブイディー・オーディオ × × 高品質な音楽コンテンツの配布、販売に用いられる。
DVD-ROM ディーブイディー・ロム × × パソコン用デジタルデータ、カーナビなどの再生専用メディアとして用いられる。

★‥ 当社製レコーダーでは、録画はできませんが、再生できるものがあります。
※1 書き換え型 :繰り返して「消去」や「記録」ができます。
※2 追記型 :一度記録した部分は、上書きや変更ができません。