コンポーネントと呼ばれる3本の輝度・色差信号(Y/CB/CRおよび Y/PB/PR)のコード接続を、1本のコードで行えるように考案された端子。
D端子は、色差信号の他にも、走査線、アスペクト比、インターレース/プログレッシブの情報を送ることができる。
DVDプレーヤーやデジタルチューナーとテレビを簡単に接続でき、1125i や 525i などの異なるフォーマット (映像表示方式) を識別信号により自動的に切替えることができる。
D端子は、下表の通り、「D1」〜「D5」の5種類に分類される。
デジタルハイビジョン放送の高画質に対応するためには D3/D4 端子が必要。
※走査線数は有効走査線(画面に出る本数)で表現される場合があります。
用 途 | インターレース /プログレッシブ |
走査線数 | 有効 走査線数 |
D1 | D2 | D3 | D4 | D5 |
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標準的なテレビ放送の映像 | インターレース | 525i | 480i | ● | ● | ● | ● | ○ |
プログレッシブ映像 | プログレッシブ | 525p | 480p | ● | ● | ● | ○ | |
デジタルハイビジョンの映像 | インターレース | 1125i | 1080i | ● | ● | ○ | ||
デジタルハイビジョンの映像 | プログレッシブ | 750p | 720p | ● | ○ | |||
デジタルハイビジョンの映像 | プログレッシブ | 1125p | 1080p | ○ |