映像の美しさは、水平解像度の本数の多さによって決まります。FD1では、これまで奇数と偶数の2つのラインに分けて読み出していた映像の走査線を同時に読み出せるプログレッシブCCDを採用、ビデオカメラ最高水準の水平解像度500本の高解像度を実現。より鮮明できめ細やかな動画を再現します。また、静止画としても、フレーム単位で映像を読み出すため、ブレの少ない高密度なフレーム静止画として記録。動画も静止画も、リアルな高精細映像として残すことができます。 

  


●プログレッシブ動画モード
通常の撮影方式とは異なり、30フレーム/秒での高密度な連続フレームとなります。動画映像の中から、一瞬のベストショットが高画質な静止画で取り出せるので、高精細なプリントアウトも可能です。

●プログレッシブフレームスナップ
通常、撮影映像の走査線ラインは、奇数ラインと偶数ラインの2つのフィールドに分けて読み出しされていますが、このフィールド方式の静止画では、動きのある被写体の場合、2枚のフィールド映像を合成しフレーム映像にすると、画像情報の時差により多少のブレが生じます。しかし、2つに分かれた奇数ラインと偶数ラインの走査線ラインを同時に読み出せるプログレッシブCCDを使った静止画なら、画像情報の時差によるブレを軽減することが可能です。さらに、同時に読み出せることにより、従来のインターレス方式に比べ、垂直方向で約2倍の情報量を持つことになり、ハイスペックな高精細フレームスナップ撮影(約6秒間)がお楽しみいただけます。

  




■F値1.4レンズ
F値1.4の明るいレンズを搭載。暗い場所での撮影で気になるノイズを軽減、また高速シャッタースピードでの撮影に威力を発揮します。

■デジタルガンマ明るさ補正
天気が良い日の明るい空や反射光を白トビさせずに暗い部分だけを明るく補正するシャープ独自の高画質機能。逆光で暗くなった人物の顔だけを明るく補正します。(撮影時でも再生時でも補正が可能です)

〈撮影時〉
被写体の状況に応じて複数の補正値から最適な補正値を自動的に選択します。
〈再生時〉
撮影時に気がつかなかった暗い部分も再生時にデジタルガンマ明るさ補正が設定可能です。