液晶関連 技術情報

システム液晶

CG Silicon CGシリコン(連続粒界結晶シリコン)は、従来の液晶に使われている
アモルファスシリコンに比べて電子の移動度が驚異的に高速化。
このため、CRTを越える高解像度を実現し、さらに周辺回路や素子を
液晶パネル上に一体化した「システム液晶」が誕生しました。
超高精細、超薄型、超軽量・小型、そして超低消費電力、高信頼性、高機能表示。
モバイル商品に大きな変革をもたらす、画期的な液晶ディスプレイです。

200ppi 以上の超高精細表示

電子移動度の高速化により、これまで得られなかった高解像度・高画質を実現。
CRTを超える200ppi以上で表示、動画にも対応しています。

3辺フリー、狭額縁だからデザインフリー

液晶パネルと周辺回路や素子が一体化しているので、高画面率で3辺フリー。
軽量・小型化に加え、フレキシブルにセットデザインが可能です。

部品数削減による高信頼性

従来外付けしていたICやLSI等と液晶パネルの一体形成により、部品点数が大幅に削減。
高性能化を実現しながら高い信頼性を達成しています。

部品数削減による高信頼性

  • スーパーインボーズ

たとえば、テレビを見ながらメールを受信。テレビ画面用の高性能ドライバと、メールの文字や記号を表示する低消費電力ドライバを同時に使用することで、スーパーインポーズを実現します。

スーパーインボーズ

  • 拡大(解像度変換)機能

たとえば、PDAで一覧性に優れた高解像度画面と、大きく見やすい画面にすばやく切り換え、表示することができます。

拡大(解像度変換)機能

システム液晶は、株式会社半導体エネルギー研究所と共同開発した技術CG-Silicon(連続粒界結晶シリコン)を使用しております。