2021年2月23日(火・祝)に開催された「RAGE PARTY powered by SHARP」。「パーティ」の名の通り、人気アーティストのライブや豪華出演者によって、華々しくかつ熱いバトルが繰り広げられました。今回は当日の様子をレポートします!

豆柴の大群によるオープニングアクトから華々しく開幕!

開幕を飾ったのは5人組アイドルグループ「豆柴の大群」によるライブ。「らぶ地球feat.ファーストサマーウイカ」「りスタート」の2曲を可愛らしいダンスとともに披露し、開始から盛り上げてくれました!

パーティなのに超ハイレベル!?プロセカエキシビジョンチームマッチ

オープニング後は「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」のエキシビジョンチームマッチ。
「プロセカ」に登場するキャラクター日野森志歩役の声優を務める中島由貴さん。その中島由貴さん率いる「中島軍団」の5名と、にじさんじ所属の音ゲーVTuber社築さん率いる「社軍団」の5名が3種類の試合で勝敗を争いました。

▼出場者

<中島軍団>
中島由貴、えなこ、廣瀬大介、まらしぃ、瑠璃選手
<社軍団>
社築、アイカ・ザ・スパイ(豆柴の大群)、エリー・コニファー、八王子P、HPS選手

【第1ラウンド】

第1ラウンドは1チーム5人が同時にプレイして合計スコアで勝敗を決める「5on5マッチ」で、課題曲は「千本桜」。 先攻の中島軍団は緊張感を滲ませながらも、初代プロセカ王者の瑠璃選手を筆頭に、プロセカ初心者のえなこさん含めて全員がハイスコアを獲得しました。
しかし、後攻の社軍団はリーダーの社築さんがフルコンボを記録。各メンバーが中島軍団を上回る高得点を叩き出し、開始早々白熱したバトルに目が離せない展開となりました。

そして、課題曲2曲目の「ワールズエンド・ダンスホール」では、社軍団のHPS選手がなんと「ALL PERFECT」、そしてエリー・コニファーもフルコンボを記録。対して、中島軍団の瑠璃選手も対抗してフルコンボを出すも、第1ラウンドは社軍団が試合を制する結果となりました。

第1ラウンド 1曲目「千本桜」のスコア
第1ラウンド 2曲目「ワールズエンド・ダンスホール」のスコア

【第2ラウンド】

第2ラウンドは各チーム1名ずつが同時にプレイし、制限時間8分以内に先にフルコンボクリアしたほうが勝利となる「フルコンスピードバトル」。

第1試合は中島由貴さんと八王子Pが「乙女解剖」で勝負。八王子Pは高得点を狙い難易度MASTERにチャレンジしますがなかなかフルコンボならず、中島由貴さんがプレッシャーに打ち勝ち、難易度EXPERTでフルコンボクリアしました。

第2試合は「ドラマツルギー」でまらしぃさんVS社築さん。なんと1回目でまらしぃさんがフルコンボを達成!「ドラマツルギーが大好き」と述べていたその実力を発揮し、中島軍団を通算ポイントで逆転に導きました。

そして、第3試合は、「RAGE プロジェクトセカイ 2020 Winter powered by AQUOS」以来の再戦となる瑠璃選手とHPS選手の一騎打ち。プロセカの数ある楽曲の中でも最難曲と言われる「初音ミクの消失」の難易度MASTERに挑みました。
両者とも終盤までコンボを続けるも最後の最後でミスしてしまう場面では、会場で叫び声が上がるなど手に汗握る試合展開。結果は惜しくも、両者ともに制限時間内にクリアならずでしたが、トッププレイヤーの健闘に熱いコメントが寄せられました。

【第3ラウンド】

注目の第3ラウンドは各チーム1名ずつが同時にプレイし、獲得スコアで勝敗を決めるという「1on1星取りマッチ」。
1試合目はプロセカ初心者かつ課題曲「ECHO」の譜面が苦手だと言っていたえなこさんが1点差でアイカ・ザ・スパイさんに勝利しました。

2試合目は廣瀬大介さんVSエリー・コニファーさん。両者フルコンボでクリアなるも、点数ではエリー・コニファーさんが上回り、点を取り返します。

3試合目はまらしぃさんと八王子PのボカロP対決。まらしぃさんが華麗にフルコンボでクリアし、中島軍団が再び社軍団を巻き返す形になりました。

そして4試合目は瑠璃選手とHPS選手が再び相まみえ、「チュルリラ・チュルリラ・ダッダッダ!」でぶつかりました。両者当然のようにフルコンボクリア!気になる結果は、瑠璃選手がGREAT2個、HPS選手がGREAT1個となり、HPS選手が接戦を制しました。

第3ラウンド 瑠璃選手 VS HPS選手の獲得スコア

HPS選手の勝利によって、勝敗を5試合目に持ち込んだ社軍団。最後はリーダー同士、中島由貴さんと社築さんの対決です。
勝った方が軍を勝利へ導く形となる、注目の5試合目の課題曲は「ダンスロボットダンス」。緊張の中島由貴さんは「社築さんの方が上手いと分かっている」と述べながらも、「ぶつかっていきたい」と意気込みました。

結果、中島さんも会心のスコアを叩き出すものの、フルコンボクリアした社築さんがスコアを上回り、社軍団の勝利!
個人のプレイはもちろん、チームとしても熱い試合を展開した出場者にコメント欄でも労いの言葉と拍手が送られました。

両軍の最終獲得スコア

透き通る高音ボイスに迫力のあるバンドサウンドを披露!Novelbright

激闘の幕間を鮮やかに彩ったのは、今をときめく人気バンド「Novelbright」。人気曲である「Walking with you」や「拝啓、親愛なる君へ」など合計6曲を披露し、ロック調のメロディラインにVo.雄大さんの力強くクリアな高音の歌声で会場を沸かせました。

各業界の出場者がガチンコバトル!!Apex Legends ベストトリオ決定戦

「RAGE PARTY」後半は各業界のApexファンが大集結!3名1組でタッグを組み、計20チームがタレントNo.1の座をかけて戦います。
MCにはゲームストリーマーとしても人気の関口メンディーさん、トリオ芸人ジャングルポケットの太田博久さんを迎え大会を盛り上げました。

▼出場者(敬称略)

  • チームアーティスト:ko-dai(ソナーポケット)、柩(ナイトメア)、吉原(BOYS AND MEN)
  • チームアイドル&コスプレイヤー:伊織もえ、えなこ、西村歩乃果
  • アメザリひらいとVTuber:アメリカザリガニ 平井、歌衣メイカ、天開司
  • チーム異色の3人:貴島明日香、すもも、速水もこみち
  • チームUUUM:恭一郎、トミック、マスオ
  • AKB48チーム8:岡部麟(茨城県代表)、髙橋彩音(埼玉県代表)、奥原妃奈子(島根県代表)
  • チームFPS好き女性タレント:倉持由香、小島みゆ、yunocy
  • チームM.S.S.Project:あろまほっと、eoheoh、FB777、KIKKUN-MK-Ⅱ
  • チームLDH:海沼流星、川村壱馬、武知海青
  • チーム格ゲー:RB Hx|ボンちゃん、Mildom Beast|ふ〜ど、魚群|もけ
  • チームKiii:とっくん、六丸の工房、わきを
  • チーム芸人:阿弥201、あらぽん(ANZEN漫才)、杉浦大毅
  • チームザ・たっち&Shuta Sueyoshi:かずや(ザ・たっち)、かずや(ザ・たっち)、Shuta Sueyoshi(しゅーた。)
  • チーム三人称:鉄塔、ドンピシャ、ぺちゃんこ
  • チーム女優withゆふな:黒田瑞貴、柳美稀、ゆふな
  • チームストリーマー:なうしろ しろ、なうしろ ナウ・ピロ、Rush Gaming HASESHIN
  • チームホロスターズ:アステル・レダ、アルランディス、奏手イヅル
  • チーム漫画家&声優:赤坂アカ、相良茉優、しろまんた
  • チームよしもと:板倉俊之(インパルス)、品川祐(品川庄司)、Japanese小池
  • チームReALe:ダイアン津田、並木万里菜、平岩康佑

▼使用マップ

  • 第1ラウンド:Olympus
  • 第2ラウンド:World’s Edge
  • 第3ラウンド:Kings Canyon

▼大会形式

生存順位とキル数のポイント制

【第1ラウンド】

〈チームLDH〉が序盤からアグレッシブな動きで存在感を示していましたが、ニコニコ動画時代からのFPS界の重鎮〈チーム三人称〉の見事な連携によって全滅に追いやられてしまいます。

〈チーム三人称〉は続けざまに〈チームKiii〉との戦闘に巻き込まれるも冷静にさばき、見事な立ち回りと息の合ったフォーカスでベテランとしての格を見せつけました。

残り3チームとなった終盤戦。〈チーム女優withゆふな〉は3人とも赤アーマーを装備して万全な体制で挑みます。
〈チーム異色の3人〉はここまで生き残るも〈アメザリひらいとVTuber〉との戦闘で全滅してしまいました。

ここまで10キルを稼いでいる〈チーム女優withゆふな〉はこのチャンスにすかさず残りの1チームに襲い掛かります。が、なんと〈アメザリひらいとVTuber〉は体力不利の状態からこれをさばききり、第1ラウンドを制しました。

第1ラウンドを制した〈アメザリひらいとVTuber〉

【第2ラウンド】

第1ラウンド1位のため、全チームから徹底的なマークを受ける〈アメザリひらいとVTuber〉が、第2ラウンドでも残り8チームまで生き残ることに成功。しかし、ここで前ラウンド2位の〈チーム女優withゆふな〉とともに全滅となってしまいます。

そして終盤、安全地帯の範囲が狭くなる中、撃ち合いに有利となる高台を陣取っていたのは、〈チームアーティスト〉。3人とも生存しており1位に最も近い存在となりますが、ここで動くべきと判断した〈チーム三人称〉が、不利な高低差をもろともせずに〈チームアーティスト〉を撃破。ところが、その戦いによって1名を欠いた〈チーム三人称〉に、〈チーム異色の3人〉が鉄槌を下し、勝利しました。

第2ラウンドを制した〈チーム異色の3人〉

【第3ラウンド】

第3ラウンドの終盤戦には、第1ラウンド1位〈アメザリひらいとVTuber〉、第2ラウンド1位〈チーム異色の3人〉、驚異的な強さを誇るゆふなさんが率いる〈チーム女優withゆふな〉、〈チームストリーマー〉、〈チームよしもと〉の5チームが残りました。

壮絶な撃ち合いにより、最終的に残ったのは〈チーム異色の3人〉と〈チーム女優withゆふな〉の2チーム。この時点で、〈チーム女優withゆふな〉で生き残っているのはゆふなさんのみ。そのため〈チーム異色の3人〉との1vs3を強いられます。

しかし、ゆふなさんが強すぎました。高台から遮蔽物を利用しながら一人を撃破、さらに高台から飛び降りてシールドを回復します。すかさず戦線復帰すると〈チーム異色の3人〉に仲間を蘇生させる隙を与えず、そのまま2人目をダウン!
そしてラストは、残った速水もこみちを、キル数1位のゆふなさんが襲いました。

3ラウンドを合計した通算ポイントでも〈チーム異色の3人〉を上回り、〈チーム女優withゆふな〉が見事優勝となりました!

ゆふなさんが一人で〈チーム異色の3人〉を制した瞬間

【最終順位】

  1. 1位:チーム女優withゆふな
  2. 2位:チーム異色の3人
  3. 3位:チームホロスターズ

【通算キル数】

  1. 1位:ゆふな〈チーム女優withゆふな〉
  2. 2位:すもも〈チーム異色の3人〉
  3. 3位:アステル・レダ〈チームホロスターズ〉

【メンディー賞】

並木万里菜〈チームReALe〉

最後に

「パーティ」にふさわしい豪華出場者が魅せる“ガチ”の戦いに熱く燃えた「RAGE PARTY 2021 powered by SHARP」。いずれのパートにもさまざまな業界からゲームファンが出演し、熱く、楽しいバトルが繰り広げられました。次回もあるのか…はお楽しみに!

INFORMATION

イベント名
RAGE PARTY 2021 powered by SHARP
日時
2021年2月23日(火・祝)

※ 無観客オンライン形式での開催となります。

配信
OPENREC.tv、YouTube

※ アーカイブは「豆柴の大群」及び「Novelbright」のライブシーンのみ3月22日(月)までGYAO!にて公開

WEBサイト
https://party.rage-esports.jp

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