大友美有さんという女子高生プロゲーマーをご存知ですか?
彼女は「2019年第2回全国高校eスポーツ選手権」の「リーグ・オブ・レジェンド」(以下、LoL)部門の優勝メンバーであり、その実力が認められ、2020年7月よりプロチーム「Rascal Jester」に練習生として所属しています。

さらに、「2019年女子高生ミスコン」のファイナリストでもあり、現在はスターダストプロモーション ゲーム事業部所属のタレントとして活動をしています。今回は、そんな大友さんにインタビューしました。

※ 記事中に登場する、表参道で撮影したポートレート写真はすべて「AQUOS sense4 plus」で撮っています。

所属:KDG N1(N高等学校)
プロゲーミングチーム「Rascal Jester」練習生
スターダストプロモーション ゲーム事業部
インスタグラム:https://www.instagram.com/miyu_0v0/
Twitter:https://twitter.com/miyu00tomo

インタビュアー:小川翔太
WEB編集者/ eスポーツジャーナリスト
Twitter:https://twitter.com/oga_5648

大友さんは昨年の第2回全国高校eスポーツ選手権優勝のときも選手として活躍していましたが、この半年間でどんな変化がありましたか?

昨年の第2回全国高校eスポーツ選手権では、私自身にそこまでチームプレイの経験がない状態で挑んでいました。でもSTAGE:0では、半年間コーチの方々(リールベルトさん、和葉さん)にしっかり指導していただき、チームでの戦い方を身に付けて臨んだ大会でした。

※ STAGE:0(ステージゼロ):高校対抗eスポーツ大会。

高校eスポーツ選手権のときとはメンバーも結構変わりましたよね?

変わりました!以前まではリーダーのmarimoくんがチームの動きを全て指示してくれていたのですが、今回は指示してくれる人もいなくて。もともと仲良かったメンバーもいなくなってしまっていたので、最初は「絶対、クラークに勝てないよ」という雰囲気でした。

でもコーチの指導でメンバー全員にチームプレイの考え方が身に付いて、練習を続けて3か月後には「これは絶対、優勝できる!」という自信がついていました。

※ クラーク記念国際高等学校:LoLの強豪校。大友さんの所属するN高と決勝で当たることが多く、STAGE:0では秋葉原ITキャンパスのチーム「Yuki飯食べ隊」が準優勝となった。
「第2回高校eスポーツ選手権」優勝時の大友さん

ちょうど7月頃からプロチームの練習生としての練習も始まったと思いますが、プロでの練習がSTAGE:0に活きた感じはありましたか?

どちらかというとSTAGE:0のための練習がプロ活動でも活きていて、N高での練習のおかげで、プロチームでの高いレベルの知識が身に付けられるようになった、という感じです。N高で学んだ基礎が、プロで応用として使えるようになってきたんだと思います。

なるほど。ということは、もしSTAGE:0での基礎的な練習がなかったら、プロの練習についていけなかったかもしれない、ということですか?

そうですね。最初、プロチームに入ったときは周りが上手い方々ばかりで、怖気づいちゃっていました。他の人が言っていることが全て正しいと思ってしまい、最初の2週間くらいは何も意見できない期間が続いていました。

でも、普段N高では結構意見しますし、いつまでもこんなんじゃ「練習生として何も持って帰れない」と思い、自分がもっと喋れることをアピールする意味でも積極的に話すようになりました。
その頃にはN高での練習で基礎的なことを学んでいたから「これできる!」って自信がついていましたし、もしその自信がなければ、プロでの成長は小さいものになっていたと思います。

N高で“マクロ”を学び、プロで“ミクロ”を学ぶ

N高での練習と、プロでの練習ってどんな違いがありますか?

プロでの練習では、キャラクターの細かい動きを教えてもらうことが多いですね。プロの戦いではそもそも対面の相手が強いので、まずはレーン(下図参照)で勝たないと、どんなに集団戦の知識を持っていたとしても、それを使う機会を作ることができないので。

それってまさにプロ独自の考え方な気がしますね。プロってとりあえず優勝すれば良いわけではなく、個人としても成績を残せたかどうかが、選手として使ってもらえるかの指標にもなったりしますから。

はい。あと「サポート」って一番やることが多いロール(役割)だと言われていて、あんまり目立たないけど、裏で細かいことをたくさんしなければならないんです。だから、まずは操作のスキルで付いていかないと、やるべきことをやりきれないので。

サポートがロールのプロプレイヤーで、尊敬している方はいますか。

V3のライナさんですね。エンゲージの仕方が上手いんです。
たぶん強いチームってジャングルとサポートの連携がうまく取れているから、自分たちの攻めるターンを増やすことができているんです。ジャングルと一緒に視界の有利を作って、裏に回って、敵のダメージディーラー(攻撃役)であるADCとかミッドを狙う。
例えばライナさんは、セト(キャラクター)で裏から回ってULT(必殺技)で自軍に持っていって、皆でフォーカス合わせて(集中して)倒すとか。自分からエンゲージしていけるのがライナさんのすごいところだと思います。頭の回転の速さが必要になるロールです。

※ エンゲージ:ここでは「チームメンバーとの連携」の意味合い。

なるほど。僕もたまにLoLでトップをプレイしていて、サポートから警告がきて「このサポートの人、よく見てるなー」って思うときがありますよ。

見てこそ、サポートです!(笑)

そういうところって、プロの試合を観ていても観客にはなかなか伝わりきらないですよね。

そうですね、でも勝っているチームのサポートはそれが全てできていますね。

LoLをやらないと眠れない体に…

なんか話を聞いていると、大友さんの中で、LoLってもうただのゲームじゃないというか、生活の一部になっているのではないでしょうか?

生活の一部ですね。というか、ほぼ依存してますね(笑)
実はこの前、次の日に用事が入っていて「今日はLoLをやらないで早く寝よう!」と思ってすぐに布団に入ったんです。でも、そしたら夜中になってもLoLをやってないせいで全然眠れなくて。

それは夜の何時ごろの話ですか?

夜の8時に布団に入ったんですが、深夜の3時まで寝れなくて。そこからLoLを3戦やって…

そこから3戦やったら朝になっちゃいますね(笑)

そうです(笑)でもLoLをプレイしたら心が落ち着いたので、少し眠りにつきました。そこから準備して出かけました。1日にLoLを最低3戦やらないと安眠できないことが分かりました(笑)

コロナ禍でのeスポーツはちょっと寂しい

昨年の第2回全国高校eスポーツ選手権はオフラインでしたが、今年9月のSTAGE:0はオンライン開催でした。コロナで大会の様子も変わりましたが、どうでしょうか?

オンラインになったのは結構ショックでした。高校3年生の最後の大会だったので…。
オフライン会場のようにみんなで会場に立って、緊張しながらも気持ちを引き締めないといけない状況にならないのは悲しく思うんですけど…それはどうしようもないから…。
次の第3回の高校eスポーツ選手権は、無観客でもいいから会場でやれたらいいなって思います。

なるほど。どうしてこの質問をしたかというと。N高の皆さんは普段からオンラインで授業を受けているから、たまにオフラインで会えるのがすごく楽しいとも言っていたのを思い出したので。でもオンラインにも慣れているから、オフラインよりもオンラインの方が居心地良いのかな、とも思いました。皆さんにとって、今のコロナについてどう感じてるのか気になりました。

ああ、自分は会えなくて寂しい派なんですけど、たぶん全員が寂しい派ではなくて(笑)。
メンバーには「家に居れてハッピー!」と思っている人もいます。たぶん私は少数派だと思います(笑)

それはどうして会いたいと思うのですか?楽しいからですか?

えー、会った時の方が思い出に残るじゃないですか。記憶として残りやすいから。
会わなくても時間をかければ関係は築いていけると思うんですが、でも結局、同じ状況で同じ画面でやっていても記憶に残り辛い気がして。ほぼいつもと変わらない状況よりも、会った方がいいと思います。

確かに、どのeスポーツイベントもオンラインだと少し寂しい気がしますね。

でも、今度「第1回U19eスポーツ選手権」の決勝に、群馬県のオフライン会場で出るんです!しかも観客ありの開催なので、めちゃめちゃ楽しみにしています!

※ 2020年11月、取材時の情報。

モデルとしての大友美有

今回、初のモデル撮影でしたが、いかがでしたか?

時間が経つのが一瞬でした。

約1時間の過密スケジュールでの撮影でしたね。

そうだったんですか!めちゃくちゃ一瞬でした!ちなみに今回撮ったお写真ってもらえるんですか?

はい!どうぞ!欲しい写真をお気に入りに入れてもらえれば。

写真の画質がめっちゃよかったです。欲しい写真は★マークをつけました。結構付けちゃいました(笑)

ありがとうございます!あれ?ほぼ全てに★マークついてますね(笑)

憧れの女性は、田中みな実アナ

憧れのモデルさんはいらっしゃるんですか?

めちゃくちゃ好きな女性は宇垣美里アナと田中みな実アナなんです。可愛らしさと美しさを兼ね揃えている女性に憧れます。

そうなんですね。それはなぜでしょうか。

あんまり深くは考えたことないですが、なんかモデルさんは「カッコいい!」って思ってもらえそうだけど、田中アナや宇垣アナは行動も含めて「可愛いな」ってところから始まるので、まず「好き!」ってなって、親近感が沸いてくるんだと思います。

あと私、アニメとゲームが好きなんですけど、宇垣アナはキャラクターのコスプレのクオリティがすごく高くて、そこでハマりました!

宇垣アナはプレイベートでもコミケに行ったりするそうですしね。

スマホでの顔出し配信でも活躍

仕事やプライベートでは周囲の方々も含めて、スマホはどういった使われ方をされていますか?

女子高生ミスコンの時はみんなスマホで自撮りをしていました。あと私はTwitchで顔出しゲーム配信もしているのですが、WEBカメラよりもスマホの方が顔の映りがめちゃめちゃ良いんです。以前、イベントでスマホの貸し出しがあったとき、そのスマホで配信をしてました。

最近はshowroomでも17Liveでも、スマホで配信してる方が多いですね。

はい。わたしもそんな感じでやっています。

Instagramでの投稿など、モデルでの活動では重要になってきますが、そのうえでスマホのカメラの画質は気になりますか?

画質と自分がどう写るかが大事ですね。AQUOSはなんか「カメラ!」って感じの画質な気がします。

カメラっぽい?一眼レフっぽいってことですか?

そうです!そうです!

ちなみにLoLはPCゲームですが、スマホでもゲームはされますか?

めっちゃやるわけじゃないですが、最近は「パズドラ」で魔法石をもらってガチャ回してます。

ログインボーナスをとっているんですね(笑) 最近スマホ版のLoL(「リーグ・オブ・レジェンド:ワイルドリフト」)が出ましたが、やってますか?

めっちゃやりたいんですが、LoLの最新のアップデートでアイテムに大きな変更が入って、これを1週間後の大会に向けて頭に入れないといけないので…。

パッチノート10.23でかなり変わりましたね(笑)

はい。あんなに変わるとは思ってなくて(笑)
本当は今シーズンが終わったら「ワイルドリフト」や「Dead by Daylight」やりたい!って思ってたんですが。そんな余裕は消え去りました(笑)

最後に、今回のAQUOS sense4 plusは今まで一番画面が大きいのですが、「ワイルドリフト」をプレイする時にどうでしょう?

(自分のスマホと比べて)確かに大きい!LoLも画面が大きい方がやりやすいので、ワイルドリフトみたいな横に動かすことが多いゲームにとっては良いと思います。LoLは対角線上にキャラが動くので端末の大きさは重要ですね。

本日はありがとうございました!

本インタビューで使用したスマホ AQUOS sense4 plus

AQUOS sense4plus

今回はAQUOS sense4 plusを使って撮影を行いました。
AQUOS sense4 plusは、Snapdragon 720GにROM128GB、RAM8GBを搭載。90Hzで描画し120Hzでタッチを検出することで、残像の少ないなめらかな表示と機敏なレスポンスを実現しています。
また、AQUOS史上最大の約6.7インチディスプレイとステレオスピーカーにより、迫力抜群のゲーム体験、動画鑑賞が楽しめます。

加えて、背面に広角、超広角、マクロ、深度の4眼カメラと、前面に2眼カメラを備え、ナイトモードや背景ぼかしも可能なため、日常の様々なシーンで人物や夜景など彩り豊かに記録します。

不要な動作や通知をブロックする「ゲーミング設定」も搭載。ライブ配信中にプライベートな通知が出てしまった!なんてことも防げます。
ゲーム、動画、カメラ、日常のあらゆるシーンをAQUOS sense4 plusで充実させましょう!

※ スマートフォンAQUOSにおいて。2020年9月現在。シャープ株式会社調べ。

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