BP-X1ST04 / BP-X1ST08

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質問

レプリケーション機能を使用するときの注意事項 (FAQ No.00005)

対象環境

BP-X1ST04 / BP-X1ST08

回答

レプリケーション機能を使用するときは、次の点にご注意ください。

注意事項

  • ● レプリケーション元に設定したフォルダーに同時に複数台アクセスするような場合、システムの処理速度が遅くなりますのでご注意ください。
  • ● MacからAFP接続で書き込みを行った場合、システムの処理速度が遅くなる場合があります。このような場合は、SMB接続で書き込みを行ってください。
  • ● ネットワークの環境や本体の稼動状態によっては、レプリケーション機能によるファイル転送に時間がかかることがあります。
  • ● レプリケーション元やレプリケーション先に設定した共有フォルダーを誤って選択されないように「バックアップアクセスキー」を設定してください。 「バックアップアクセスキー」を設定すると、バックアップ設定画面でバックアップアクセスキーを登録した場合だけ、レプリケーション元やレプリケーション先フォルダーとして表示されます。
  • ● レプリケーションタスクの設定画面で「暗号化転送する」にチェックマークを付けると、転送中のデータが暗号化されセキュリティーが向上します。「圧縮転送する」にチェックマークを付けると、圧縮したデータを転送しネットワークの負荷を軽減します。レプリケーション先では復号、解凍して保存します。 暗号化転送や圧縮転送を有効にすると、転送速度が低下しレプリケーションにかかる時間が長くなります。

制限事項

  • ● 1つのレプリケーション元に対して、複数のレプリケーション先を設定しないでください。レプリケーションの転送プロセスが同時に複数立ち上がることになり、システムの処理速度が遅くなります。
  • ● 大量のファイルを長時間にわたって連続でレプリケーション元のフォルダーに書き込むことはできません。
  • ● レプリケーション元に設定したフォルダーをTime Machine機能のバックアップ先として使用できません。
  • ● レプリケーション先に転送されたファイルをさらにレプリケーションする、カスケード設定はできません。
  • ● Macで自動作成されたファイル(.DS_Storeなど)は、ファイル名にFAT32形式では使用できない文字が含まれているためエラーが発生し、レプリケーションが途中で停止することがあります。
  • ● レプリケーション元、レプリケーション先として選択できるフォルダーは、次のとおりです。
  • レプリケーション元として選択できるフォルダー

    ● 本体内の共有フォルダー

    レプリケーション先として選択できるフォルダー(※)

    ● 本体内の共有フォルダー

    ※1.共有フォルダー設定画面で「公開プロトコル」の「バックアップ」にチェックマークが付いている必要があります。

  • ● レプリケーション機能では、一時的にネットワークの通信ができないなどの理由によりファイル転送が失敗すると、再転送を試みます。それでも、ファイル転送ができないときは、エラーとなり本体前面のINFOランプが橙色に点灯し警告音が鳴ります。このようなときは、設定画面で[バックアップ]-[レプリケーション]-[再同期する]の順にクリックしてください。
    [再同期する]ではレプリケーション先のフォルダーにレプリケーション元のデータをすべて上書きコピーします。
    [再同期する]をクリックすると残りジョブ数(レプリケーション元で発生したファイル操作でレプリケーション先に反映していないファイル操作の数)は、0になります。
  • ※ エラーが発生した場合でもエラーが改善される可能性があるため、ジョブは実行され続けます(残りジョブ数は減り続けます)。このため、エラー発生後、残りジョブ数が0と表示されていても再同期を実行してください。

関連キーワード

レプリケーション / フォルダー / ファイル転送 / トラブル

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更新日:2020年08月03日