つながる安心を、どこへでも
LEO衛星通信ユーザーターミナル
災害時やインフラ未整備の地域、海上・上空の移動体など、
シャープは、独自のアンテナ技術により、
幅広いシーンで安定した高速インターネット接続を実現します。
選ばれる3つの理由
POINT 01
移動体でも、途切れにくい通信
独自のビーム制御技術により、地球の周りを高速で周回する非静止衛星を正確に追跡。揺れや振動の大きい船舶のような不安定な環境でも、常に最適な通信状態を維持します。
POINT 02
小型・軽量で、幅広いシーンに対応
シャープのスマートフォン開発で培った小型・軽量化技術、通信技術を活用。一般的な衛星通信アンテナでは設置できなった環境でも利用できるようになります。
POINT 03
広がるビジネスの可能性
その高い汎用性で、船舶、自動車、建機、農機、ドローンなど、様々な市場への展開が可能。これまで通信が障壁となっていた分野で、新たなビジネスチャンスを創出します。
実証実験での実例
船舶実証での取り組み
- 船舶の揺動を検知し、ビームを補正制御することで安定した通信環境を維持。
- 蛇行・旋回運転といった航行パターンでも、途切れなく安定通信が可能。
- 桟橋下通過など、衛星が見えない条件下からでも瞬時に通信を再開。
車両実証での取り組み
- 車両の動きを検知し、衛星を追従することで安定した通信を維持。
- 高速、旋回、アップダウン等の走行環境でも通信可能。
- トンネルなど通信が途切れる環境からでも瞬時に通信を再開。
製品仕様(開発中)
| デザイン | フラットパネル |
|---|---|
| 寸法(mm) | 446 × 446 × 66 mm |
| 重量(kg) | 7.0 kg |
| カラー | 1カラー(白) |
| 防塵・防水性能 | IP66 |
| 動作温度(℃) | -40℃~+55℃ |
| デュプレックス方式※1 | ハーフデュプレックス※2 |
| G/T | 9 dB/K |
| EIRP(デュアルキャリア)※3 | +36.6 dBW |
| 視野角(方位角) | 360° |
| 視野角(仰角) | ±65° |
- ※1 システムの信頼性を高めるために、同じシステムを二重に用意し、片方を待機させておく方式のことで、通信分野では双方向通信を可能にする方式を指します。
- ※2 双方向通信の一種で、送信と受信を交互におこなう方式です。
- ※3 LEO衛星通信ユーザー端末はデュアルキャリア対応です。
本開発および国際標準化活動は、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)からの助成を受けています。(JPJ012368G50501)