道の駅あびら D51 ステーションさま
地域資源である鉄道文化のデジタル化されたコンテンツなどを表示。

- 導入先
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道の駅 あびら D51 ステーション
- 導入製品
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- インフォメーションディスプレイ
・PN-E603(60V型)×1台
・PN-Y556(55V型)×1台
・PN-Y436(43V型)×1台
・e-Signage ネットワーク版
- インフォメーションディスプレイ
新千歳空港の東に車で30分ほどの位置にある、安平町。国鉄最後のSLが走った場所として知られ、SLファンの聖地ともなっています。また、数多くの競走馬も生んだ町でもあります。
「道の駅あびら D51 ステーション」は北海道で124番目の道の駅。平成最後にオープンした道の駅でもあります。またD51の実車両の展示もある資料館を併設されているユニークな施設です。
地域の特産品・農産品直売所等があり、安平町の観光情報の拠点となっています。

システム概要
表示番組のフォーマットだけは、ホームページデザイン会社に依頼していますが、日々の運用に関しては、地域資源である“鉄道文化”のデジタル素材等を利用してスタッフがコンテンツを作成、e-Signage配信しています。
昔のD51の貴重な映像などもサイネージで表示しており、複数の映像コンテンツの表示スケジュールを動画の隣に表示。見たい映像がいつ表示されるかもわかるように工夫されています。
・エントランス入り口横:鉄道など地域文化の映像・天気予報・テロップなど
・エントランス縦置き: テイクアウトメニュー表示など
・レガシーギャラリー: 鉄道映像・クイズ表示など
導入の経緯等
デジタルサイネージの採用にあたっては、すでに活用されている先輩格の「道の駅」を視察。
『“安平町らしい”コンテンツにこだわりました』
オープンの1年前には、自治体・住民所有の8㎜・ビデオ映像・写真・ネガのデジタル化に取り組みました。このデジタルデータが今では「コンテンツに困ることはない」くらい蓄積され、サイネージの運用に活用されています。
今では、新しくオープンを予定している後輩となる新しい「道の駅」の関係者が視察に訪れています。

導入の効果
エントランス横に設置したディスプレイには、天気予報も表示されているため、道の駅利用者や観光客にも役立っています。
またD51等の昔の映像は、現在のような解像度もなく、一見古いだけの映像と思う人もいますが、鉄道ファンにとっては、お宝映像となっていて喜ばれています。

今後の課題等
建設中やオープンの準備前には大きな地震があり安平町も被害を受けました。
観光や地域振興の場としての「道の駅」だけでなく、災害時に地域住民も支援できる施設。そんな施設に設置されたサイネージが果たす役割と言ったことも今後の課題となっています。
2020年4月制作
導入製品「ディスプレイ/デジタルサイネージ」について

さまざまなロケーションで、最大限の情報発信力を。マルチで、単体で、空間と調和する。シャープのディスプレイシリーズ。